給水型浄水ウォーターサーバー
ウォーターサーバーと聞くと、「一人暮らしなら不要では?」「コスパが悪いのでは?」と思う方もいるかもしれません。実は、最近のウォーターサーバーであれば、一人暮らしでもコスパ良く使えるものが登場しています。
また、ペットボトル飲料水を買うという選択肢もありますが、家まで運ぶのは重くて手間がかかり、ごみ処理も伴います。そうしたお悩みを解消するのがウォーターサーバーです。
この記事では、一人暮らしの人がウォーターサーバーを利用するメリットや、後悔しないための比較ポイントについて詳しく説明します。
結論から言えば、ウォーターサーバーは一人暮らしでも必要です。
なぜ、一人暮らしの人がウォーターサーバーを利用した方が良いのか、その理由を4つ解説します。
ウォーターサーバーと水道水、ペットボトル飲料水の値段を500ml換算で比べてみましょう。
対象 | 500ml換算の料金目安 |
---|---|
ウォーターサーバー | 52円~88円(2024年7月時点) 参考:価格.com|ウォーターサーバー比較 |
水道水 | 0.1円 参考:仙台市水道局|水道まめちしき |
ペットボトル飲料水 | 100円前後 |
このように水道水をそのまま飲むのであれば、ウォーターサーバーの方が高くなります。ただ、ペットボトル飲料水と比べると、契約するウォーターサーバーによっては安く済む可能性が高いでしょう。
コスパ面ではペットボトル飲料水より、ウォーターサーバーの方が優れていると言えます。
ペットボトルのストックを大量に買うと、保管スペースが必要です。1Rや1K、1DKといった間取りの限られたスペースにペットボトルを置くと自宅が狭くなってしまいます。
ウォーターサーバーならその心配はなく、大きなボトルを一つ設置するだけで済み、部屋を広く使えます。一般的にボトルは交換式で、新たなボトルの配送時に使用済みボトルを回収してもらえます(サービス提供会社によって対応が異なる場合があります)。
また、「浄水型(水道水を浄水して使うタイプ)」のウォーターサーバーなら、水道水を直接利用するのでボトルを置くスペースは必要ありません。空間を効率よく使うスペパ(スペースパフォーマンス)に優れているのがポイントです。
ペットボトルは飲み終えるたびに、ごみとして処分する必要があります。ラベルを剥がしてキャップと分別するなど、自治体ごとのルールに従ってごみ出しをしなければなりません。
宅配型のウォーターサーバーのボトルは、再利用できる「リターナブル形式」と、使い切りの「ワンウェイ形式」の2種類があります。リターナブル形式の場合は、使い終わったら業者が回収してくれるので、ごみ処分する必要はありません。一方のワンウェイ形式の場合は、ペットボトル同様にごみ処分が必要となります。
また、浄水型のウォーターサーバーはボトル自体が不要です。手間がかからず環境にやさしい点もウォーターサーバーの魅力です。
ウォーターサーバーは、タイパ(タイムパフォーマンス)にも優れています。冷水やお湯を準備するために、冷蔵庫で冷やしたり、電気ケトルで沸かしたりする必要もなく、ボタン一つで冷水や温水を用意できます。
さらに、ウォーターサーバーの種類によっては常温水も用意できるので、料理や飲み物に適した温度の水をいつでも使えます。忙しい日常生活の中で、タイパよく活用できるのがウォーターサーバーのメリットです。
次の特徴に当てはまる一人暮らしの人は、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。
反対に、外食や外出が多く、在宅時間が短い人、ほとんど来客がない人は、ウォーターサーバーの必要性は低いかもしれません。
会社員でリモートワークをしていたり、自営業で働いていたり、自宅で勉強したりする人には、ウォーターサーバーを使うメリットが大きくなります。
仕事や勉強の合間に、息抜きでコーヒーや紅茶などを飲みたくなることもあると思います。ウォーターサーバーなら、すぐに温水が出て手軽に飲み物を用意できるので、わざわざ外出して買う手間が省けるでしょう。
健康を維持するためには、十分な水分補給が大切です。もし水分不足になると、熱中症や脳梗塞、心筋梗塞などのリスクが高まります。特に夏は屋内であっても熱中症になる可能性があり、油断は禁物です。
こうした病気を防ぐために摂取すべき水分量(食事などに含まれる分を除く)は、1日1.2リットルと言われています。朝起きた時や、寝る前、入浴の前後など、ウォーターサーバーでこまめに水分を摂るといいでしょう。
自宅で料理をする習慣のある人は、すぐに使えるお湯や冷水があることで、効率良く調理できます。例えば、鍋でカレーやシチューを煮込むときなど、ウォーターサーバーが役立つでしょう。
また、水道水の「カルキ臭」は料理の風味に影響するとも言われます。感じ方は人それぞれですが、カルキ臭に敏感な方や苦手な方は、ウォーターサーバーの水で調理すると気にならないでしょう。
来客時、すぐに冷たい水や温かいお茶を提供できるので、手間もかからず、気持ち良くお客様をもてなすことができます。
また、最近ではデザインのおしゃれなウォーターサーバーも登場しており、自宅を演出するインテリアとしても一役買ってくれます。「自宅をおしゃれに見せたい」という方は、リビングやダイニングに素敵なウォーターサーバーを置くのもおすすめです。
さまざまな種類があるウォーターサーバーの中から、自分に合うものを選ぶには、以下の点を考慮することが大切です。
それぞれのポイントについて解説します。
ウォーターサーバーの費用には、月々のレンタル料、水代、電気代、ボトルの配送代などが含まれます。一人暮らしの場合、予算に合ったウォーターサーバーを選ぶことが大切です。
特に、水の消費量が少ない人は、ボトルの交換頻度や最低注文数(ノルマ)をチェックしましょう。また、コスパの良いプランがあるかどうか、割引キャンペーンの有無も確認すると良いでしょう。
その他費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご確認ください。
【関連記事】ウォーターサーバーの値段は月額いくら?費用の内訳や相場・水道代との比較も
ウォーターサーバーのサイズは、一人暮らしの部屋に設置するスペースがあるかどうかで考えましょう。できるだけコンパクトなサイズであれば、空間を圧迫せずに設置できます。
設置場所をあらかじめ測定し、スペースに余裕があるか確認しましょう。小型のウォーターサーバーでも必要な機能を備えたモデルが多くあります。
ウォーターサーバーに搭載されている機能は、モデルによって異なります。自分のライフスタイルに合う機能のモデルを選ぶと良いでしょう。
例えば、冷水・温水・常温水を選べるものや、サーバー内を熱殺菌する「オートクリーン機能」がついているもの、省エネになる「エコモード機能」がついているもの、子どもの事故を防ぐ「チャイルドロック機能」がついているものなどがあります。
ウォーターサーバーのメンテナンスは、忙しく過ごしている一人暮らしの人にとって手間をかけたくない部分です。オートクリーニング機能があるものや、定期的なメンテナンスサービスを提供しているものを選ぶと便利でしょう。
また、浄水型の場合、フィルター交換が簡単かどうかも確認しておきましょう。メンテナンスの手間を減らすことで、ウォーターサーバーのある生活が楽になります。
ウォーターサーバーを決める前に、必ず契約内容を確認しておきましょう。
サービス提供会社によって契約内容は異なりますが、12ヶ月、24ヶ月と契約期間が決まっている場合があり、その期間中に解約すると「違約金」が発生してしまうケースがあります。
契約期間中に、引越しや結婚といったライフスタイルの変化が起こる可能性もあります。こうした変化に合わせて柔軟に対応できる契約プランを選ぶと良いでしょう。
短い契約期間や違約金の少ないプラン、引越しに対応してくれるプランなどがないか確認してください。
一人暮らしの人には、給水型のウォーターサーバーがおすすめです。
宅配型のウォーターサーバーは、ボトルの最低注文数(ノルマ)が設定されている場合があり、一人暮らしでは使い切れないこともあるでしょう。しかし、給水型のウォーターサーバーは自分のペースで利用できるため、使い切れないかもしれないという心配がありません。
また、宅配型のウォーターサーバーは、ボトルを受け取ったり、保管したりといった手間が発生します。その点、給水型のウォーターサーバーはボトルが不要で、保管する必要はありません。
一人暮らしの方に特におすすめしたいのが、給水型浄水ウォーターサーバー「しずくりあ」です。
しずくりあは、小型でコンパクトなデザインのため、キッチンやリビングに簡単に設置できます。そして、冷水、温水をすぐに使えるので、料理や飲み物の準備がスムーズです。
特に「Skitto」というタイプを選ぶと、サーバーのレンタル代は毎月2,640円で固定です。どれだけ水を使っても、料金は変わりません。
UVクリーン機能が付いているので、サーバー内部も衛生的に保たれます。また、給水タンクは取り外し可能で、中性洗剤で簡単に洗えます。
一人暮らしの生活を快適に過ごすためにも、ぜひ「しずくりあ」を検討してみてはいかがでしょうか。